「終わりゆく世界とその後」
今ある秩序は、過ぎ去ります。
ピラミッドを作っていたときに、
これが作られなくなると思って作ってはないのです。
ピラミッドは「秩序」を目に見える形にしたものです。
古代ローマ帝国なら、皇帝を頂点としたピラミッドがあります。
現代は資本による秩序があります。
ピラミッド時代も、古代ローマ時代も過ぎ去ったように、
今あるものも過ぎ去ります。
目に見えず、つまり、より抽象的で広範な(グローバル世界)現代の秩序は、
ピラミッドよりも、より激しく終焉を迎えます。(「バベルの塔の倒壊」)
「これは、ピラミッドはまだ残っているが、
バベルの塔は尖ってるがゆえに倒れてしまった。」
という事実と対応します。
この後にあるのは、霊による秩序の世界となります。
霊による秩序を知るときなのです。