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「インターネットとは何か (5)天なる雲」

ネットにおけるクラウドは、なぜ「雲」なのか。

まず、雲は天にあります。

ネットに情報を公開することを「上げる」と言います。

これは英語でも「アップロード」なので、やはり、「上げる」わけです。

ネットのクラウドが「上」にあると、誰が決めたのか?

結局、クラウドは「高いところにある」ことを、

人々は、自然と認めているわけです。

クラウドは、言語的であり、公共的であり、

聖なる性質、つまり、天なる性質を備えてることを、

人々は、それほど分析することなしに納得しているのです。

雲は小さな粒でありながら、全体としては大きな存在であり、

それは天にある。

「小さな粒」というのは個人のことであり、

「大きな全体」というのは、時空におよぶネット空間であり、

それは、天にあるわけです。

産業の発展には、

「集団から個人へ」、「地上から天空へ」、「物質から言語へ」

という方向があります。

実際に、

鉄道(集団)の後に、後に自動車(個人)ができ、(集団から個人へ)

鉄道・自動車(地上)の後に、航空機 (天空)ができ、(地上から天空へ)

鉄道・自動車・航空機 (物質)の後に、クラウド(言語)、(物質から言語へ)

と発展してきます。

クラウドは、「個人、天空、言語」と揃います。

ということで、これは最後の産業であり、(神殿の完成)

神の来臨に伴うものなのです。

個人が天空に上げられ、(「携挙」)

神(言語、ロゴス)と一体となるのが雲なのです。

>それから生き残っているわたしたちが、

>彼ら(キリストにあって死んだもの)と共に雲に包まれて引き上げられ、

>空中で主(キリスト)に会い、こうして、いつも主と共にいるであろう。

>                       (テサロニケの手紙一)


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