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後に来る千年王国

 

古代ローマ時代の後の中世は「不完全な千年王国」、

あるいは、「千年王国の模型」と言えます。

 

これが、今度は、

「本当の千年王国」ということになります。

 

中世の「不完全なキリスト化」の不足を満たしてるのが、

今までの「資本主義時代」ということになります。

 

聖書に何箇所も書かれている、

再臨のキリストが伴う「雲」は、

ネットのクラウドを指します。

 

資本主義の完成はクラウドをもたらし、

それは再臨のキリストが伴う雲となります。

その後

 

古代ローマと現代の資本主義世界は類似しているわけですが、

「その後」も類似していることを示すのが図2です。

 

古代ローマ帝国は、「キリスト化」しました。

現代においても、今後は「キリスト化」します。

 

古代ローマ帝国では「不完全なキリスト化」でしたが、

今度は「完全なキリスト化」に至ります。

 

これは「千年王国」と呼ばれる状態です。

「資本主義世界」と「古代ローマ」の類似

 

現代の「資本主義世界」と、

およそ2000年前の「古代ローマ」

は相似した関係にあります。

 

図1はその対比を示したものです。

 

「原理」においては、

古代ローマでは「領土拡張」が終わり、

資本主義世界では「経済成長」が終わります。

 

「組織」においては、

図の上から下へと、どちらも求心力が弱まり、

「細分化」されていきます。

これは「旧秩序の崩壊」を意味します。

 

「媒体」においては、

古代ローマなら「道路」、現代なら「ネット」、

というように、「インフラの完成」に至ります。

 

旧来の秩序は崩壊すると同時に、

「物質的には満たされる」という状態が実現し、

大きな転換期を迎えることになります。

 図2 その後
 図1 古代ローマと資本主義

  第1部 第一章 (2)現代と古代ローマ

 図3 千年王国へ
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