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千年王国

 

十字の真ん中に向かう千年王国の間では、

天のクラウド(聖)が都となり、

地のもの(俗)を支配下に収めていきます。

 

霊的には、神の知識が増し整い、

肉的には、機械化・合理化(ロボット化)で、

俗なる労働・活動が消滅します。

 

礼拝(聖なる活動)がものごとの中心になります。

聖なる存在、すなわち、

愛、真理による統治の完成に向かいます。

 

この過程が、図1では、

「十字の中心に向かう」ということが、

「聖なるものの統治に向かう」ことに対応します。

 

 

新天新地

 

歴史の過程が「走塁」だとすると、

最後の新天新地は「胴上げ」に当たります。

 

死者(交代した選手)も皆、グランドの中心に集まって、

胴上げに参加します。(復活)

この胴上げに参加できるのは、勝者であり、

それはキリストによる者です。(最後の審判)

 

胴上げでは、歴史の過程(走塁)は終わっているので、

「死(アウト、選手交代)」ということはありません。

 

あるいは、歴史の過程が「劇」だとすると、

新天新地は「カーテンコール」のようなものです。

劇中で死んだ者も、出番が終わった者も、

再び一堂に会することになります。

そこでは「歴史」は終わっています。

 

ネット(クラウド)における情報などを見ても、

「永遠」・「時空の時代」が連想されるでしょう。

 

この十字の中心における不変的な状態が、

「永遠の新天新地」に対応します。

 図2 新天新地
 図1 千年王国

  第1部 第一章 (7)千年王国と新天新地

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