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産業の変遷

 

中心となる産業は図のように変遷します。

 

・第1次産業(農業、十字の左)

・第2次産業(工業、十字の下)

・第3次産業(商業、十字の右)

 

に加えて、

 

・これら以前の「牧農」を「第0次産業」

・これら以後の「礼拝」を「第4次産業」

 

とすると、図1のような順番通りになります。

 

各時代で中心となる産業があり、

 

・ピラミッド時代の中心産業は農業、(衣食住に関係)

・古代ローマ時代では工業、(主に土木)

・資本主義時代では商業、(含む金融)

 

となります。

 

 

産業の飽和

 

十字右端で経済成長は飽和を迎えます。(図2)

「これは技術の飽和」を意味し、

世俗における「神殿の完成」を意味します。

 

「IT技術の完成」、「ゼロ成長時代」が、

十字右端のA.D.2000と重なります。

 

言語に関わるIT産業が、

「世俗における最後の産業」

ということになります。

クラウド

 

「資本主義の終わり」と

「ネットのクラウドの完成」とは重なりますが、

これがキリストの再臨のときです。

 

「世俗の最後の産業」と「キリストの再臨」

は重なるのです。

 

聖書には何箇所も、

「再臨のキリストは雲を伴ってくる」

とあります。

 

世俗における神殿が完成し、

雲を伴ったキリストが再臨する準備が整います。

 

 

終末における悪

 

十字の右端に達して、

次は十字の真ん中に向かう1000年(千年王国)

になるわけですが、これに反逆する勢力があります。

 

図3において、

 

・「矢印(歴史の流れ)に逆行」する左派

・「さらに右に向かおう」とする経済成長派

 

です。

 

ヨハネによる黙示録の「大淫婦バビロン」とは、

この、「惰性によって経済成長を求める勢力」です。

 

だから、彼女が倒れて嘆き悲しむのは、

「物が売れなくなって嘆き悲しむ商人たち」

ということになります。

 

「終わったもの」を継続しようとすることは、

「姦淫」となります。

 

この姦淫をなそうとするものが、

「大淫婦バビロン」に対応します。

さばき

 

十字の右端にあって、

神を認めて十字の中心に向かえるかどうかが、

「さばき」ということになります。

 

十字の中心(神の方)に向かわなければ、

「地獄(ハデス)」に向かうことになります。

 

「ハデス」とはギリシア語で、

「地獄」という意味であると同時に、

「的外れ」という意味でもあります。

 

「的」というのは、「十字の中心」であり、

「神のあるところ」です。

 

十字の中心に向かえなければ「的外れ」であり、

「ハデス=地獄」となります。

 図2 産業の飽和
 図3 終末における悪
 図4 さばき
 図1 産業の変遷

  第1部 第一章 (6)終末

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