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拡大

 

歴史の進展は、十字の四隅を満たしつつ、

普遍性・規模を拡大しながら、「段階」が変わっていきます。

 

> 血統の時代 (1次元)

> ↓

> 民族の時代 (2次元)

> ↓

> 組織の時代 (3次元)

> ↓

> 時空の時代 (4次元)

 

「血統の時代」は、

「アダム、セト、エノク、ノア、アブラハム」

という「信仰の系譜」です。(親と子の関係のみ)

「民族の時代」は「ユダヤ民族の時代」です。(部族社会)

「組織の時代」は「教会の時代」です。(世俗的には政府や会社)

「時空の時代」は「千年王国、新天新地」における状態です。

 

「時空の時代」とは、

「時空にあって、自由自在に活動できる状態」

を指します。

まとめ

 

まとめると、以下のようになります。(図4)

 

> アダム      B.C.4000

> ↓

>(血統の時代)

> ↓

> アブラハム    B.C.2000

> ↓

>(民族の時代)

> ↓

> 初臨のイエス   A.D.1

> ↓

>(組織の時代)

> ↓

> 再臨のイエス   A.D.2000

> ↓

>(時空の時代)

 

これは、聖書にある年代とも合致しています。

節目の人物

 

それぞれの節目(十字の端)には、

それに対応した人物がいます。

 

> 十字の上 (アダム    B.C.4000)

> ↓

> 十字の左 (アブラハム  B.C.2000)

> ↓

> 十字の下 (初臨のイエス A.D.1)

> ↓

> 十字の右 (再臨のイエス A.D.2000)

 

となっており、最後は十字の中心で

「神と人がともにある状態」

に至ります。

 

ここでは、イエスは神であり人であるので、

「人物」という表現をします。

 

アダムから全人類へ

 

世界史は、

 

・最初にアダムによってエデンを追われ、

・アブラハムから選びの民・ユダヤ民族がはじまり、

・初臨のイエスを通じてそれが全世界に広がり、

・再臨のイエスによって神の統治に至り、

・最後に神と人がともにある状態になる。

 

という過程であると言えます。

 

現在、「先進国」というのは、

いわゆる「キリスト圏」のことであり、

(日本以外は、この意味は後に説明します。)

特にアメリカは「信仰による連合体」であり、

世界を統治しています。

 

「非キリスト圏」も、キリスト圏の影響下におかれ、

「キリスト化(普遍化・合理化)」していきます。

 図2 アダムから全人類へ
 図3 歴史の段階
 図4 まとめ
 図1 節目の人物

  第1部 第一章 (5)歴史の段階

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